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ダン・ケネディの名言・格言 [読書]

[ネガティブ思考も有効な結果を生むならそれでいい]
様々な分野で目を見張るような成功を収めた人の中には「あいつに目にもの見せてやる」という気持ちが励みになったと打ち明ける人が少なくない。不安や恐怖心に突き動かされて頑張る人も多い。なにをモチベーションの材料にするかについて、他人にとやかく言われる筋合いはない。その人によってそれが有効ならそれでいい。このようなネガティブな感情が好ましい結果を生む場合があることを認めないのは甘い考えだと言わざるを得ない。

[起業家に向いていない人もいるということを忘れない]
起業家として成功を収めるためには、優れたビジョンと野心、面の皮の厚さ、失敗しても落ち込まない精神力、全員を敵に回すことを恐れない気持ちが必要だ。誰にでも起業家が向いているわけではない。どうだろう?そんな人間にはなりたくないと思う人もいるのではないか。

[画期的なアイデアは多くの人が持っているという前提で動く]
どんなに画期的なアイデアでも、同じアイデアを持っている人が100人いても不思議ではない。こんなことを思いついたのは自分だけだと、全員が思い込んでいるにすぎない。この100人のうち、特許や商標権の取得にこぎつける人が10人くらいはいるかもしれない。しかし、資本を調達し、商品を売ってくれる業者を探し、会社を立ち上げるという、退屈で地味でクリエイティブでもなんでもない仕事をやり遂げる人は、たぶん1人でしかない。100人中99人はそこまでやらない。

[セールスの鉄則は早急にイエスかノーの答えを引き出すこと]
有能なセールスマンは、なるべく早く「イエス」か「ノー」の答えを引き出して、見込みのない相手にはさっさと見切りをつける。はっきり「ノー」だとわかれば、それ以上その相手に時間とエネルギーをつぎ込まずに次の相手に向かうことができる。いくらセールスのテクニックを磨いたところで、しょせんセールスは数をこなした者が勝つ。「ノー」にさっさと見切りをつけられれば、おのずと獲得する「イエス」の数は増える。

[大きな成功を収めたいならゆっくりせず急げ]
大きな成功を収めている人は、リスクを無視して先を急ぐ。ほとんどの人は、必要以上にゆっくりしすぎている。

[大卒ではない人が成功するために必要な知識を身につける3つの方法]
1. 近くの大きな図書館に通おう。あらゆるアイデア、製品、サービス、ビジネス、問題について膨大な量の有益な情報が無料で手に入る。ありとあらゆる分野で成功した人がその秘訣を書いた本も見つかるだろう。
2. 狙いを定めた分野で最も成功を収めている人物を50人選んで直接会いに行って、食事をごちそうさせてほしいと申し出よう。そして話を聞かせてもらうのだ。50人中10人は時間を割いてくれるものだ。
3. 志望の分野で働いてみること。いろいろなことを観察して学べる会社を選んで働く。場合によっては無給で働く覚悟も必要だ。

[新しいオリジナルなアイデアはビジネスにとって有害]
最も有能で高給取りの広告マンは、実にきちんとした人たちで、膨大なデータを集めて検討し、じっくり考えて結論を導き出していた。いまでは、私もこのやり方の良さがよくわかっている。「新しい」「オリジナル」なアイデアは敬遠する。どうせ魚を釣るなら、いけすの中に居る魚を釣りたい。それも小さないけすで、水を張ってない方がいい。大きい魚に越したことはないし、できれば機関銃を使って仕留めたい。

[売れる商品は、商品力ではなく魅力ある物語、広告、マーケティング、流通などが重要]
商品そのものが富をもたらすことは極めて珍しい。市場でユニークな地位を占めて大きな利益を上げるためには、魅力ある物語、広告、マーケティング、流通などを工夫する必要がある。

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