小説太平洋戦争(1) [読書]
歴史小説を中心に活動した、山岡荘八氏の著書。
全9巻の太平洋戦争についての大河小説。小説とはあるがノンフィクションでもある。
1巻では、太平洋戦争に突入する真珠湾攻撃までの内容で、そこにいたるまでの天皇、政治家および軍部の苦悩をみごとに描き出している。
日独伊三国同盟に対抗するアメリカのルーズベルト大統領。対して何としてもアメリカとの戦争を阻止したいと考えている日本。
アメリカ国内の世論を日本との戦争に向かわせるべく、あらゆる手を打ってくるアメリカ。そして最終決断しなければならない時期を迎え、様々な解決案を検討して臨んだアメリカとの会合。
そこで最終的に示されたのがハル・ノートといわれる交渉文書、日本としては到底受け入れられない内容であり、これを切っ掛けにアメリカとの戦争に突入していく。
この戦争は、有色人種の台頭を嫌う白色人種が、それを潰すために仕掛けられたものであり、到底避けることのできない戦争であったこと、そして真珠湾攻撃も奇襲ではなく予想されていたことであったこと。これらの駆け引きや陰謀は、今も世界のどこかで行われている気がする。
そしてインターネットで断片的に収集する情報では得られない、リアルな流れや関係者たちの苦悩が心に迫ってくる。
全9巻の太平洋戦争についての大河小説。小説とはあるがノンフィクションでもある。
1巻では、太平洋戦争に突入する真珠湾攻撃までの内容で、そこにいたるまでの天皇、政治家および軍部の苦悩をみごとに描き出している。
日独伊三国同盟に対抗するアメリカのルーズベルト大統領。対して何としてもアメリカとの戦争を阻止したいと考えている日本。
アメリカ国内の世論を日本との戦争に向かわせるべく、あらゆる手を打ってくるアメリカ。そして最終決断しなければならない時期を迎え、様々な解決案を検討して臨んだアメリカとの会合。
そこで最終的に示されたのがハル・ノートといわれる交渉文書、日本としては到底受け入れられない内容であり、これを切っ掛けにアメリカとの戦争に突入していく。
この戦争は、有色人種の台頭を嫌う白色人種が、それを潰すために仕掛けられたものであり、到底避けることのできない戦争であったこと、そして真珠湾攻撃も奇襲ではなく予想されていたことであったこと。これらの駆け引きや陰謀は、今も世界のどこかで行われている気がする。
そしてインターネットで断片的に収集する情報では得られない、リアルな流れや関係者たちの苦悩が心に迫ってくる。
99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ [読書]
テレビは見てはいけない [読書]
脳機能学者、計算言語学者、認知心理学者、分析哲学者である苫米地英人氏の著書。オウム真理教信者の脱洗脳なども手がけ、その活動は多岐にわたる。
「テレビは見てはいけない」理由からはじまり、「脱・奴隷の生き方」そして「日本人はなぜお金にだまされやすいのか」と続く。
テレビメディアの現状をいろいろな方面から追求し、見る価値が無い理由を解説し、それよりもっと価値ある事を行う事を推奨する。
特に、自分の頭で考え、ほんとうにやりたい事をやる事の大切さを説いている。
そして「一人ひとりが当たり前のように偉い」「一人ひとりの価値は自分で決めてよく」「だれが上でだれが下でもない」そんな価値観を述べている。
もう少しテレビ、新聞などのメディア論について知りたかったけど、まあまあ現状認識は正しいと思う。
そしてあるべき人間性についても共感できた。
ご臨終メディア [読書]
ご臨終メディア ―質問しないマスコミと一人で考えない日本人 (集英社新書)
- 作者: 森 達也
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/10/14
- メディア: 新書
オウム真理教を描いた映画「A」と「A2」共に各映画祭で高い評価を受けたドキュメンタリー作家の「森 達也」氏とオーストラリア在住のジャンル横断的な異色作家の「森巣 博」氏の対談形式の本。
現在のメディアについて批評した書籍。今のメディアは本来あるべき役目を果たしていない。テレビの報道番組の実態は下請けに丸投げ、そして視聴率至上主義となっているため、視聴者の喜ぶ番組しか作らない。新聞は記者クラブで発表される内容を記事にしているだけ、そのため新聞各社の記事のほとんどが同じような内容となっている。しかも発表される内容に疑問を持つ事なく記事にしてします。
そして学校で問題になっているイジメと同じように、徹底的に弱いものを痛めつける。
以前読んだWSJ の記者が書いた本でも同じような事を指摘しており、大筋で正しい指摘なんだと思われる。
そして今、自民党の大勝利とともに行われだした、安倍首相への批判記事の氾濫。
メディアの報道を信じるのではなく、本当の事は何なのかを自分で考え判断する事の大切さを改めて感じさせる本だった。
思考の整理学 [読書]
メディアと日本人 [読書]
甘い生活 [読書]
「週間プレイボーイ」、「PLAYBOY」、「Bart」の編集長を務めた後、集英社インターナショナル代表取締役を十年勤め上げた。この本は、著者が毎週「東京スポーツ」紙に連載してきたロラムをまとめたもの。
酒、女性、友人、食事、そして面白い人、尊敬できる人、忘れられないチャーミングな怪物たちとの出会いや、一緒に過ごした日々について語られている。多岐にわたる内容についてのコラムであり、最初から読むのも良いけど、興味のある内容から読むのも良い。
手元においておいて、必要な時に読む、人生の参考書になる本でもある。
ストリップ修学旅行 [読書]
3日あれば海外旅行 [読書]
出版社勤務を経て、初海外旅行を夫婦で世界一周旅行を敢行、旅の過程を本にして2005年に旅行作家としてデビュー。その後旅に関す手の著書多数。
まず旅する時間とお金を確保する、行きたい場所に行くこと。そして最も大切なのが自分で旅を組み立てることを提唱している。
これらについて、著者が実践してきたさまざまな方法がのっている本。近くのアジア、欧米そして世界一周旅行の方法を具体的に説明している。とりあえず海外旅行初心者の自分は、欧米、世界一周の部分は読み飛ばし、アジアへの旅行部と、マイレージのため方、そしてデジタル機器の利用方法の章を重点的に読んだ。
手始めに来年の目標の一つとして、タイへ一人旅しようと決心しました。タイの良い時期と航空料金が安い時期を調べたり、観光する場所を決めるのが楽しみです。
そうそう、マイレージをためる準備もしないとです、航空会社はANAでしょうか!
来年は、いろいろ楽しくなりそうです。