食事ワンポイント[8] [健康]
~プログラム実施の柱~
1.選手には休養が必要
選手のけがを減らし、効率の良いトレーニングを実行するためには疲労をためないことが重要です。疲労のサインは、本人の自覚症状はもちろん、他人から見てもすぐにわかるものです。疲労が蓄積してくると、集中力をなくし、運動能力も落ち、質の高いトレーニングが望めないばかりか、けがのリスクが極端に高まりますから、選手も指導者も、疲労をためないトレーニングスケジュールの管理と、疲労が蓄積した場合は完全な休養をとる姿勢を持つことです。
トレーニングスケジュール自体が無理のないものであるかどうかを知るため、また、選手のコンディションを管理する意味においても定期的に血液検査を実施し、そのデータを積み重ねていき、選手個人個人の状態を把握し、状況の変化に速やかに対策をとる姿勢が必要です。食事やサプリメントなどによる管理はもちろんですが、血液検査結果からオーバートレーニングによる可能性が高い場合はトレーニング内容を見直し、休養を増やすことが選手の状態の改善に最も効果的です。
無理してトレーニングをすると、疲労が蓄積して体を動かすのが辛い日が長く続く事になります。
そのため適度な運動を定期的に行っていた時期に比べ、体力の低下、体重の増加、および最悪なのは怪我をしやすくなります。
無理のない運動と休養の大切さを最近身にしみて感じてます。 その上、必要な栄養を取れば疲労の回復が全然違ってきます。