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食事ワンポイント[1] [健康]

1.きちんとした食事

~現代人の食事はこうあるべき~ 

「きちんとした食事」とはどういう食事なのでしょう。ひとことでいえば「栄養素のバランスがとれた食事」で、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルが過不足なくとれる食事ということです。

多忙でストレスの多い現代人にとって、ビタミン、ミネラルのサプリメントは「きちんとした食事」への足がかりとなります。サプリメント自体は食事にとって代わるものではありませんが、食品からだけでは不足するビタミン、ミネラルを補ってあまりある効果をもたらしてくれます。

サプリメントはあくまでも食事を補助するものですから、自然の食品から抽出された天然のビタミン、ミネラルでなくてはなりません。そして天然のものこそがリスクなしに、しかも非常に効率よく体の状態を改善してくれるのです。 

by 吉田先生のコラムより抜粋

http://www.ls2.jp/health/column03/index.htm

サプリメントの利用には、賛否両論あるようです。一概にどちらが良いのか分かりませんが、少しづつ勉強して基本方針を決めたいと思う。 

 


「ビジネスモデルとイノベーション」 (2/3前篇) [セミナー]

先週に続いて2回目のセミナー受講です。講義が途中で終了したので、全体像が見えてません。そのため今回の講義の後半は、次回の講義終了後、(2/3後編)としてアップします。

インテルやアップルが大きな市場を作り、勝ち続けている戦略を聞けるはずでした。

時間切れで、日本が欧米になぜ負けたのか?のところで終了してしまい残念でした。

あと一回で最後まで終了するのか!不安となる講義の進め方です。


技術が経済成長へ貢献するメカニズム

 1. R.Solow:外生的成長理論(1957年~)

概要:

・経済成長の85%が技術進歩による貢献(その他、労働人口、資本)

問題:

・しかし企業活動が経済システムとリンクしていない。

 

 2. P.Romer:内生的成長理論(1986年~)

概要:

技術進歩は以下の作用で進歩する。

・研究開発活動、学習経験、知的ストック、人的資本の蓄積
・補助金、減税など、政策による研究開発の奨励

 

売り上げやGDPに対する研究開発投資が指針: 現在の政策を支える思想

問題:

・技術利用コストが不要なら、後追いで模倣する企業が必ず勝つ。

 

 3. 青木・吉川:需要創出型のイノベーション論(2002年~)

概要:

・どんな産業でも時間とともに需要が減って経済成長が止まる。
・常に新しい産業/付加価値の高い産業を、次々に生み出す。
 

問題:

・知財の役割が考慮されていない。

 

グローバル市場で起きた産業構造の変化

 1. アメリカで起きたこと(1980年代)

背景:

・石油危機を契機に大量失業とインフレ
・膨大な資金をつぎ込んだ基礎研究の成果が競争力に寄与していない
 

起きたこと:

・IBMの市場撤退に代表される、圧倒的な技術イノベーションを生み出す企業が、見返りをとれない。世界最高レベルのR&D能力を持っているにも関わらず凋落してしまう。

 

政策転換:

・ソフトウエア(コンピュータプログラム)に著作権(1980)
・独占禁止法の大幅緩和(1981)
・連邦巡回控訴裁判所(CAFC)の誕生
・WTO(多国間)とSuper301(2国間)で日本に対峙
・研究開発段階のJVに対する反トラスト法の大幅緩和
・企業間分業を前提にした知財マネージメントへの転換
 

結果:

・サンマイクロシステム、シスコ、デル、ネットスケープ等多数のベンチャー企業が興隆
・日本のICT産業が衰退
 
 

 2. ヨーロッパ諸国で起きたこと(1980年代)

背景:

・ハイエク的な社会経済思想
・シュンペータ反革命
 

政策転換:

・欧州連合に向けた国際標準化
・国際標準化を制作ツールにしたGlobal Europe構想
 

結果:

・ソフトパワーとしてのビジネスモデルと知財マネージメントが生まれた。
 
 

 3. 日本の状況(1990年代)

背景: 

・バブルによる好景気
 

政策転換: 

・なし、ソフトウエアを無視したモノづくりを追及
 

結果:

・CD-ROM、DVD、液晶テレビと何度も繰り返される、市場からの撤退。
 
いまだに、ソフトパワーとしてのビジネスモデルと知財マネージメントを軽視。
 


不都合な現実 [読書]


不愉快な現実  中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)

不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)

  • 作者: 孫崎 享
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/03/16
  • メディア: 新書
 
 
 
 
 
外務省時代に、英国、米国、ソ連、イラク、カナダ勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学教授を歴任した、孫崎 享氏の著書。
日本と米国、中国、ソ連、北朝鮮、ASEANとの関係および、それぞれの現状と未来を、分析し日本の目指す方向を提案している。
韓国との竹島、中国との尖閣問題以来、WEB上にはさまざまな情報があふれている。
そのほとんどが日本の正当性を訴えている内容、一部に韓国側、中国側の言い分を書いているサイトもあるが少数派である。
両方の言い分を正しく知ったうえで、この問題を考えたいと思っていた時、この本に出会った。
そして良い悪いは別として、双方の言い分を知る事が出来た。さらに日本を取り囲む世界情勢について述べている。その内容は、まさにこの本の題名通り「不都合な現実」であることを実感した。
特に、これからの中国は米国を追い抜き世界一のGDPなり、軍事力も米国と肩を並べる強国となること。
その時には、米国は日本のために中国と戦う事は無いということ。
そして日本の進む道について。
どれも、真実味のある内容で、真剣に外交戦略を考える時期になったと思えた。
 

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