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ローカルネットワークの構築 [Windows]

ホストマシン側(Windows 7 64bit)

  1. コントロールパネルから”ネットワークと共有センター”を選択。
  2. 左上の”アダプターの設定の変更”を選択。
  3. 対象のネットワークアダプタを右クリックし”プロパティ”を選択。
  4. ”インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)”を選択後、「プロパティ」ボタンを押す。
  5. IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを設定する。

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リモートマシン側(Windows XP Embedded)

  1. コントロールパネルから”ネットワーク接続”を選択する。
  2. 対象のネットワークアダプタを右クリックし”プロパティ”を選択。
  3. ”Internet Protocol (TCP/IP)”を選択後、「プロパティ」ボタンを押す。
  4. IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを設定する。

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共有フォルダ

  1. リモートマシン側のユーザーIDとパスワードを、ホスト側と同じにしておく。別でも良いが面倒なため同じとする。
  2. ファイマネージャーのアドレスにリモートマシンの”コンピュータ名”を入力する。

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3. 共有フォルダーが開く。

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Eclipseを使ってみた(インストール編) [開発環境]

◆ Eclipseとは(Wikipediaより)

Eclipse(「イクリプス」または「エクリプス」)は、IBMによって開発された統合開発環境(IDE)の一つ。高機能ながらオープンソースであり、Javaをはじめとするいくつかの言語に対応する。Eclipse自体はJavaで記述されている。

名称のEclipseとは「食(蝕)」の意の英語で、日食や月食を指し、Javaを開発した米Sun Microsystems(太陽)との関係を想起させる。

◆ Eclipseの機能(Wikipediaより)

機能統合環境にプラグインとしてさまざまな機能を組み込むことができるよう設計されている。その拡張性は非常に高く、Java開発環境自体が標準添付のプラグインとして実装されているほどであり、プラグイン次第でC++やPHP、Perl、C#、D言語、TeX、Python、Ruby、JavaScript、COBOL、AspectJなど多様な言語への対応が可能となっています。

プラグインはJavaで記述され、プラグイン開発環境自体もEclipseに標準で付属しています。これは、Emacsがその主要機能を搭載したLisp言語で記述できることと対比できる。Lispの代わりにJavaを用いるEmacsのようなものなのだと例えられることもある。

Eclipse3.0より、プラグインの機構にはOSGiフレームワークの実装であるEquinoxを採用している。(Equinox自身もEclipse Foundationの傘下にあるサブプロジェクトである。)このため、EclipseプラグインはOSGiフレームワークに規定されているbundle形式で配布される。この機構はEclipse RCP(Rich Client Platform)においても同様である。

◆ 準備するもの

試用するソフト等は、最新版を利用するのではなく、いま手元にある「Eclipse 3.6 完全攻略」をベースに進めるため、旧バージョンをダウンロードして使います。

<書籍へのリンク>

この書籍付録のCD-ROMには、使用するソフト一式が収録されていますが、将来のため、あえてダウンロード版を使用します。

◆ Eclipseのダウンロード

1. JDKもインストールする場合は、以下のサイトからダウンロードする。Eclipseをインストールする前に行って行う必要がある。Eclipseバンドル版もあるが、今回は別々にインストールするため、「Java SE 7u7 JDK」をダウンロードし、インストールします。

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

 

2. 以下のサイトからから「Download Eclipse」ボタンを押し、「Related Links」から希望のバージョンを選択します。今回は「Older Version」、「Eclipse Helios SR1 Packages(v 3.6.1)」と選択します。この画面から「Eclipse IDE for Java Developers」のWindows32-bit版を選択します。なお書籍内の解説では、eclipse-java-galileo-win32.exeとありますが、CD-ROMには、eclipse-java-helios-SR1-win32.exe が収録されていたので、このバージョンを使用します。

http://www.eclipse.org/

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◆ Eclipseの日本語化

Pleiadesのプラグインを利用して日本語化します。

以下のサイトからプラグインをダウンロードします。

http://mergedoc.sourceforge.jp/

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◆ インストール

1.Eclipseのインストールはダウンロードしたファイルを解凍し、任意のディレクトリに配置するだけです。今回は、” E:\eclipse3book\eclipse”に配置しました。なお、アンインストールはeclipseディレクトリを消すだけです。

2.次にpleiades.zipを展開し、中のfeaturesとpluginsをEclipseをインストールしたディレクトリ(” E:\eclipse3book\eclipse”)に上書きします。

3.eclipse.iniファイルをエディタで開き、最終行に以下の記述を追加。

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

4.Pleiades スプラッシュ画像を使う場合は1、2 行目の

-showsplash org.eclipse.platform を削除します。

◆ 起動と終了

1.起動するには、Eclipseを配置したディレクトリのeclipse.exeをダブルクリックなどして実行します。

2.Eclipseが起動し、ワークスペースの選択画面が表示されます。

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3.「ようこそ」画面が出たら、「ワークベンチ」アイコンを選択します。

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4.ここで、「関係ファイルが見つからない」等のエラーが発生した場合、JDKの環境変数をWindowsに設定します。

① Windowsのマイコンピュータのプロパティを開き、詳細タブから「環境変数」ボタンをクリックしますWindows7の場合、「システムの詳細設定」アイコンをクリックする。

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② JAVA_HOMEとPathをシステム環境変数として設定します。

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③ 「システム環境変数」の「新規」ボタンをクリックし、JAVA_HOME環境変数。JDKをインストールしたディレクトリパスを設定します。ここでは、「C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_07」と設定しました。

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④ Pathに「%JAVA_HOME%\bin;」を追加します。

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◆ プラグインの利用

プラグインをインストールする方法は、「更新マネージャーを使う方法」と「手動でインストールする方法」があります。ここでは、「手動でインストールする方法」を説明します。ここでは、「仮想ペアプログラマー」をインストールします。

http://www.azzurri.jp/ から「アッズーリの製品とサービス」「ソロプログラミング」を押し、下記画面からZIPファイルをダウンロードします。これを書いている時点でのファイルは” soloprogrammer_1.9.0.zip (2008/9/3: 67KB)”でした。JARファイルの場合は、展開せずそのまま配置します。

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② ダウンロードしたZIPファイルを展開し、中の「jp.azzurri.eclipse.soloprogrammer_1.9.0」をeclipseの「dropins」フォルダ直下にコピーします。

③ コピー後、eclipseを再起動し、[ウィンドウ]→[ビューの設定]→[その他]を選択します。

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④ 「ビューの表示」画面で、「ペアプログラミング」→「仮想ペアプログラミング」を選択します。ビューに以下の鳥が現れます。

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⑤ 表示する言語は、以下の設定から選択できます。

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◆ JavaDocの組込み

JavaAPI仕様を日本語で見ることが出来るように、JavaDocを組み込む。

① 以下のサイトから、日本語ドキュメントアーカイブをダウンロードする。

http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/java-sun-1440465-ja.html

② Eclipseに組み込むにはJARまたはZIPファイルが必要なため、圧縮・解凍ツールを使用してtarからzipに変更する。

③ Eclipseメニューから「ウィンドウ」→「設定」選択する。

④ 「設定」ダイアログが開くので、「Java」→「インストール済みのJRE」を選択する。ここで、JREを選択し、「編集」ボタンを押す。

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⑤ JRE編集ダイアログが現れたら、「rt.jar」を選択し、「javadocロケーション」ボタンを押す。

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⑥ 「アーカイブ内のjavadoc(C)」をチェックし、「アーカイブ・パス」と「アーカイブ内のパス」設定する。今回は環境では、以下の内容を設定した。

アーカイブ・パス E:\Setup Files\Java\java6_ja_apidocs.zip

アーカイブ内のパス java6_ja_apidocs/ja/api

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⑦ ここで、「検証」ボタンを押して、設定が正しいか確認する。「有効のようです。・・・」と言うメッセージダイアログが出れば大丈夫だが、今回は、「javadocロケーションを検証できません。」と出てしまい、調査したところ解決方法が見当たらないため、このまま進めた。

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⑧ なぜか、javadocが日本語で表示されている。検証は意味ないのか?原因不明です。

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以上で、Java開発環境が整いました。


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