食事ワンポイント[11] [健康]
~プログラム実施の柱~
4.ビタミン、ミネラルをとる
スポーツ選手のエネルギー代謝は一般人のそれと比較して非常に大きく、特に瞬発力を必要とする競技では、その最大の力を発揮している時にエネルギー代謝に関わるビタミン、ミネラルがどれほど消費されているかを知ることはできません。
ビタミンB群は糖質、脂質、たんぱく質の代謝に補酵素として関わっています。また、神経の働きとも大きく関わっていることからも、特にスポーツ選手には欠くことのできないビタミンといえます。常に疲労感、倦怠感がつきまとう選手にビタミンB群のサプリメントを投与すると、その症状は改善されます。また、発汗量が増え、尿の回数が増えるという人もいます。
酸素摂取量の多いスポーツマンにとって細胞の酸化、つまり組織の老化の原因となる活性酸素の害を打ち消すビタミンA、C、Eは注目に値します。それぞれが運動能力のアップ、体の組織の強化、免疫力の強化といった報告が数多く出されている中で、こうした脂溶性のビタミンをサプリメントの形で摂取することが必要です。
丈夫な骨を保つためにはカルシウムが必要なことはいうまでもありません。カルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶けだし、溶けだしたカルシウムは関節に沈殿し、関節炎を引き起こし、また、カルシウム不足は筋肉のけいれんの原因にもなります。
たんぱく質のとりすぎもカルシウムを骨から溶けださせます。骨からカルシウムが溶けださないようにし、常につくりかえられている骨を丈夫に保つするためには、単独では非常に吸収されにくいカルシウムをリン、マグネシウムとのバランスをとって確実に補給することが必要です。
疲労回復をうたっているドリンクや総合ビタミンにはビタミンB群が主に入ってますね。
激しい運動をした晩にこれらのビタミンを取ると、次の日の朝の疲労感の残り方がぜんぜん違ってきます。
あとカルシウムの大切さは、このコラムを読んでから知りました。カルシウムは育ち盛りの子供のころに必要と思ってました。さらにスポーツ選手にはタンパク質のほうが重要と考えていたのでタンパク質は積極的に取ってませんでした。
まあ牛乳を飲むとお腹が痛くなって下痢してたので、あえて取ろうとは思いませんでした。
いまは毎晩飲んでますが、不思議なことに、お腹が痛くなる事は無くなってました?
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