生物と無生物のあいだ [読書]
分子生物学者であり、第1回科学ジャーナリスト賞受賞した福岡伸一氏の著書。
専門的な内容を記述した部分は、専門外のためか難解で読むのに苦労した。
しかし科学者の生態というか、下っ端の博士たちが毎日繰り返し行う退屈な実験や、教授を頂点とした体制に関しての内容は面白く読めた。
研究者であっても、企業と同等かそれ以上の上下関係に苦労しているさまは新鮮な驚きとともに、日本の権威主義がどこまでも浸透している事を実感した。
2012-11-29 00:41
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